top of page

プチ整形の花形:ヒアルロン酸治療の実際

ヒアルロン酸注入は、お顔のシワを目立たなくする他、鼻や頰を高くしたり、唇をボリュームアップしたりといったプチ整形にも使われる代表的な美容治療です。 元来皮膚に存在する物質であり、加齢とともに失われたヒアルロン酸を補うというのが基本的なアイデアです。アレルギー反応もまずありません。以下、通常のヒアルロン酸の注入と、ボリューマという特別なヒアルロン酸の注入の実際についてご紹介します。

通常のヒアルロン酸注入に特別な前処置の必要はありません。以前は、例えば法令線の治療をする場合にはまずその領域の注射麻酔から始めていましたが、最近のヒアルロン酸には局所麻酔薬が含まれており、その必要はありません。手技に都合の良い体位をとり、局所を滅菌し慎重に注入していきます。最小限の皮膚穿刺で済むよう注入部位を選びます。付近の血管の走行に細心の注意を払います。ヒアルロン酸の効果は治療直後から明らかです。穿刺の状況により一時的に組織が腫れたり、製品によっては水分を吸収し少し膨らむこともあります。毛細血管に触れると僅かに内出血を起こすこともありますが、一週間もすると消えます。注入後数日間はゴム状の物質が皮下に溜まっている状態です。無理にその部位を動かすとヒアルロン酸が動いてしまうことがあります。例えば、唇に注入した日に大きく開口して食事を摂ったり、おしゃべりし続けると周りにヒアルロン酸が移動してしまいます。注意してください。 ボリューマは特別なヒアルロン酸です。皮下ではなく、深部の骨の直上に注入します。皮下組織や脂肪層を含めて奥から皮膚全体を持ち上げるイメージです。上手に注入することにより、加齢により痩せた頰を持ち上げて高貴な感じの顔立ちにしたり、額を卵形にしたりと顔形を変えることができます。深部に針を進めるため、血管や神経を傷つけることが心配ですが、当院ではマイクロカニューラと呼ばれる特別な小道具を使います。小手術に準じた滅菌操作をして、まず刺入部を極細の針で麻酔した上で一つだけの小さな穴を開け、そこを通じてカニューラを複数の目的部位に順に進めます。圧迫されるような感じがありますが、皮下ではあまり痛みを感じません。注入終了後に皮膚表面から均すことで自然な形を作ります。大袈裟な処置に思えますが、皮膚に開けるのは小さな穴が一つで、その穴も数時間で閉じてしまいます。ボリューマの効果も治療直後から確認できます。嬉しいですね。 ヒアルロン酸はとても満足度の高い治療です。手軽に受けられるプチ整形、ぜひチャレンジしてみてください。



閲覧数:14回0件のコメント

Comments


bottom of page