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そばかすとその治療

そばかすは先天性の色素異常です。雀卵斑とも呼ばれます。1mmから5mm程度の大きさの褐色のシミが顔の中央部に多数出来てきます。大人になってからできやすい他のタイプのシミと異なり、学童期に発症し少しずつ増え、特に思春期に目立つようになります。色白で乾燥気味の肌質の人に多く見られる傾向があります。そばかすの原因はよくわかっていませんが、女性に多い、思春期にできやすく中高年になると逆に目立たなくなる、妊娠時に悪化することなどから女性ホルモンが関係していると考えられています。また紫外線への暴露されることで憎悪することが知られています。そばかすは日常紫外線を浴びる機会の多い学童期にできやすく、日焼けに気を付けるのが習慣となる大人の女性になるとその頻度が減ってくることも納得できます。


そばかすはニキビとともに青春のシンボルと見なされていますが、数が多ければ深刻な悩みの種になります。中高年になるといわゆる老人性色素斑との鑑別が問題になりますが、そばかすは1つ1つのシミの大きさが比較的揃っていて、炎症の兆候がでたり厚みを帯びたりすることがありません。老人性色素斑は一般に形が不正形で、炎症のサインや厚みが出たりすることもありえます。また、そばかすは鼻根部を中心に左右対象のことがほとんどですが、老人性色素斑の分布は不規則で、どちらかというと顔の中心部より顔の側面に多いのが特徴です。


そばかすの増加を予防するためにはまず日焼け止めによって紫外線への暴露をできるだけ防ぐことが大切です。またそばかすには肝斑と同様にトラネキサム酸の内服がある程度有効とされていますので、まずそれを試してみるのも良いでしょう。


そばかすにはIPLやレーザーが非常に有効です。特にIPLの最も良い適応はそばかすであると言っても過言ではありません。しかも施術後の炎症後色素沈着の頻度も高くありません。これはおそらく元々そばかすができやすいのが色白の方に多いことも関係しています。当院でのIPLの治療でも、わずか1回の治療で見違えるほどにお顔が明るくなった方が少なくありません。但し、そばかすは体質性のものなので、油断すると数年後には再発してしまうこともあります。一度完全に除去しても原因が根治するわけではないのです。ですから治療後のアフターケア、すなわち紫外線対策を怠らないでください。濃くなってきたら治療するぐらいの心構えでいるのがいいですね。




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