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RF(ラジオ波)を使った美容医療

エステサロンや美容医療の領域で、RFという言葉をよく耳にします。当院で行っているIPLやリファーム、マトリックスRFにも利用されています。このRFって一体何なのでしょう。


Radio frequencyの略であるRFは周波数30~300MHzの電磁波で、AMやFMラジオの周波数とオーバーラップすることからラジオ波と呼ばれます。ラジオ波は元々、癌の温熱療法や術後の回復治療、傷跡の治療促進などの医療分野で利用されていましたが、今では美容の領域でも広く使われています。


一方、1M-300MHzのFMラジオと重なるRFはその電波的性質により水分子の回転を引き起こします。肌の内部で水分子の回転により熱が発生し、施術部位が加熱されます。電子レンジで使うマイクロ波と似た性質のRFを利用し肌の奥にも作用するユニポーラ方式(サーマクールなど)と比較的浅い肌に作用するバイポーラ方式(リファームなど)があります。


RFの身体への効果は周波数や出力によって様々です。AMラジオと重なる0.3から1MHzのRFはその電気的性質により主に荷電粒子の移動に作用します。エステサロンで使われる一般的なRF機器はこのような低い周波数のRFを使っており、体内に電気が流れることで発生するジュール熱を利用します。施術を行う部位に電極を当て、身体を挟んだ反対側に戻し電極を当て電流を流すモノポーラ方式の代表的な機器が日本でも人気のインディバで、体の深部まで温める効果があり、体内の温度を3〜5℃、部位によっては7℃まで上昇させます。2つの電極を持つバイポーラ方式のラジオ波は、電極間の最も近い距離を流れる電流の性質に従い、皮膚の表層に作用します。バイポーラ方式は主に医療機関で使用されています。


皮膚表面に高周波RF(ラジオ波)を当てると皮膚の奥にある脂肪層まで届き、これを活性化させて熱を生み出し、深部体温を上昇させます。脂肪の燃焼による痩身効果の他、リンパや血液の流れの改善による代謝促進、美肌効果、フリーラジカルの減少によるアンチエイジング効果もあります。また、高周波が真皮においてコラーゲン線維の産生を促すため、シワやたるみの減少、改善による美肌効果も期待できます。


ただし、このようなラジオ波の効果は周波数ばかりでなく、出力によっても異なることに注意してください。リラクゼーションを主な目的とするエステサロンと、本格的な治療効果を目指すサーマクールやリファームなどのメディカルレベルの施術とは自ずと異なります。お金と時間の無駄とならぬよう、施術前に必要な情報を十分に調べることをおすすめします。



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